2007年04月04日

THE BIG ISSUE

69thcover.jpg

西原理恵子の表紙に惹かれ、
渋谷駅前でビッグイシュー最新号購入。
ホームレスのひとだけが販売できる英国生まれの雑誌。
1冊200円のうち、110円が売り手の収入になる。

プロぺラ帽子の販売員さん、

「西原さんの記事、中に載ってるからねー」

おぉ、仕事に対する意識が高い。

ひさしぶりに読んだビッグイシューは
昔に比べてずいぶんデザインも垢抜けてた。
西原理恵子の記事以外にも、
いしいしんじのインタビュー、枝元なほみの連載など、
日本版独自のおもしろい企画もいくつか。
販売員が読者の悩みに答える「ホームレス人生相談」は
さすがにひとことひとこと重みアリ。

この雑誌がさらに伸びていくためのカギは、
中身をどれだけおもしろくできるか、でしょう。
内容の濃いフリーマガジンが山ほど出回っている現在、
200円出して買いたいと思える雑誌でなければ
ただの寄付になってしまう。

カバーデザインも大切。
今回の西原理恵子みたいに、通りすがりのひとが
「ちょっと読んでみようかな」と足を止めるような、
キャッチーなものがどんどん出てくるといい。

おもしろいから読みたい、つぎの号も買いたい、
そんな雑誌にもっともっとなっていきますように。


posted by asa at 22:43| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

「トリップ」

角田光代の連作短編集。

駆け落ちしそこねた女子高生、薬物依存の専業主婦、
ストーカー、いじめられっこ小学生……
ありふれた郊外の街で、
それぞれの事情を抱えて暮らす10人の物語。

そこにいることを許されてる気がしなくて、
選ぶこと、選んだことを考え続けていて、
それでも日常はゆるゆると続く。

ちゃんとしてなくても、
すごく幸せじゃなくても、
いきいき、キラキラ、充実の毎日じゃなくても、
なんとなく死ぬまで生きてたって
別に間違ってないよね、
そんなことを思いながら読む。

離婚して喫茶店をはじめた女の話『百合と探偵』
大人びた小学生と母親の話『秋のひまわり』
が特に好き。

自分のことしか書けない女性作家の作品は苦手。
何をいまさらと言われそうですが、
このひとはプロだなぁ、と。

昔、まどろむ夜のUFOというのを読んで
あまり合わなくて、ずっと読んでなかった角田光代、
他のも読んでみようかな。


M03301727-01.jpg
posted by asa at 03:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。